ゾビラックスの効果

ゾビラックスの効果

ゾビラックスはヘルペス治療薬として有名な抗ウイルス剤で、ヘルペスウイルスの増殖を抑え症状を緩和します。そのため初期症状で服用すれば、ウイルスは増殖しきれず重症化する事がありません。どの疾患にも言えますが、早めに手を打つことがヘルペス治療にとって最も大切な事です。

そのゾビラックス、実は世界初の抗ウイルス薬です。ガートルード・エリオンというアメリカの科学者の研究により誕生しました。後にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。研究を行っていたのは、販売元であるグラクソ・スミスクライン社です(正確に言えばその前身であるバローズ・ウェルカム社)。

主成分はアシクロビルといい、細胞内で活性化しているウイルスのDNA合成を阻害します。ヘルペスウイルスは自身で増殖が出来ないので、人間の細胞内に入り込まなければそれが出来ません。DNA合成を行うことによって増殖し、症状を悪化させます。しかしアシクロビルが体内にあるとそれが阻止出来ます。理由は増殖の際に必要な物質と、アシクロビルの構造が似ているためです。それを見分ける事が出来ないヘルペスウイルスは、アシクロビルを取り込んでしまうとDNA合成が出来ずに増殖が出来なくなってしまうのです。

これがゾビラックスのウイルス増殖を抑え、症状を治していくという過程となります。人の細胞はうまくそれを見分けられるので、何の弊害もありません。副作用も少ないため、安心して利用が可能です。服用は1日に5回行ない、1回に1錠です。症状により必要な用量が違います。口唇ヘルペス性器ヘルペスには1回200mg、帯状疱疹には1回800mgとなりますので間違えないようにしましょう。

上記に挙げた効果により、ヘルペスに対抗するにはとても有効なゾビラックスですが、この服用回数は唯一の欠点とも言われています。吸収効率が悪いためこのような方法を取らなければならないのですが、どうしても忙しいと忘れてしまいがちです。ですのでしっかり服用の計画を立てて忘れないようにしましょう。飲み忘れた場合、次の時間の服用が近ければそちらを優先し、2錠飲まないように気を付けて下さい。